こどう展

海鳴りの底から/駒井哲郎

駒井哲郎さんの装丁、挿画のお仕事は数々あると思いますが、それらをまとめて刊行したのがそのままのタイトルですが「駒井哲郎ブックワーク」(1982年、形象社)と云うものです。限定部数で発行されて、それぞれにオリジナルエッチングが付いていました。その一枚を額装したものがこれですね。鉛筆ではなくエンボス版上サインが右下に、左には限定部350の内の229番のエディションナンバーが入っています。

もともとこの絵は堀田善衛氏の小説「海鳴りの底から」に使用された挿画のようで、おそらく氏の心象風景に登場するのでありましょう、海辺に浮遊する不可思議な物体を描いています。

駒井作品に顕著な、心の奥底に敏感な探知機を静かに降ろしていくと初めて見えてくる、常識とは違う不思議なフォルム、作品の言葉たちによって喚起されるそれらのものたちを表現した作品になっています。

額装サイズ  縦31.7センチ 横25.5センチ
イメージ   縦15.0センチ 横13.0センチ
銅版画(エッチング) 
版上サイン 
段ボール箱

駒井哲郎(こまい てつろう)
1920〜1976年、東京都生まれ。銅版画家。
エッチングによる抽象的・幻想的な世界を描いたものや、
樹木や風景をモチーフとした写実的な作風で知られる。
代表作「束の間の幻影」「夢の扉」など。

20,000円(税、送料込み)

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